以前の携帯電話との違いは?

スマホが以前の携帯電話と違うことを説明しましたが、実際に何が違うのでしょうか?
以前の携帯電話との違いをまとめてみました。

パソコン用のサイトを見ることができる

スマートフォンの液晶
スマホのディスプレイは高解像度化が進んでおり、高性能モデルでは4K(3840×2160)も登場している。

以前の携帯電話でも、モバイル用サイトであればインターネットを利用できましたし、フルブラウザを搭載した機種ならパソコン用のサイトを見ることもできました。逆にスマホでは従来のモバイル用サイト(iモード・EZweb・Yahoo!ケータイ)を見ることができませんので、モバイル用サイトを活用している人は注意が必要です。

しかし、スマホにはそれを補って余りある魅力があります。それは、以前の携帯電話よりも美しく大きなディスプレイでパソコン用サイトを見ることができ、タッチパネルで直感的に操作できることです。パソコンをメインにインターネットを利用している人には、文句なくオススメできます。

以前の携帯電話のフルブラウザは、ディスプレイサイズの小ささと、キー操作によってページ送りやリンクを選択しなければならない煩わしさがあり、使いやすいとは言えないものでした。
最近はスマホの普及に追いつく形で、スマホ専用サイトを用意する企業が増えてきています。パソコン用のサイトをそのまま見られるのも魅力的ですが、全体を表示するために文字が小さくなってしまいがちです。スマホの画面サイズに合わせて、タッチパネルに向いた大きめのアイコン式メニューを採用した、スマホ専用のサイトが今後増加していくものと思われます。

パソコンのメールアドレスも使える

スマホはパソコンで利用しているメールアドレスをそのまま使うことができます。プロバイダのメールや、Gmail・Yahoo!MailなどのWebメールも扱うことができるため、メールをチェックするためにノートパソコンを持ち歩いたり、メールの転送設定などを行う必要もなくなります。ドコモのspモードメールなどのように、以前の携帯電話メールアドレスをそのまま利用できるサービスが整備されていますので、機種変更も安心です。

直感的なタッチパネル

テレビを見る人は、一度や二度はスマホのCMを見たことがあると思います。液晶画面を指でタッチしたりなぞるだけで、動きに合わせて項目が選択されたり画面がスライドする。スマホはタッチパネル方式を採用した機種がほとんどです。今までボタンをプチプチ押して操作していたメニューが、画面をタップ(指で画面をタッチ)するだけになります。スクロールが必要な画面も、指でスライドするだけでスクロールすることができます。タッチパネルの直感的な操作感は、子供も簡単に覚えますし、高齢者の方にも大変好評です。

以前の携帯電話で慣れ親しんだテンキーを求める人々に対応するため、タッチパネルとテンキーの両方に対応したスマホがソフトバンクから発売されたこともありました。

あらゆるアプリで自分好みにカスタマイズが可能


creative commons licensed ( BY ) flickr photo shared by Wesley Fryer

スマホの最大の醍醐味はアプリにあるとも言えます。以前の携帯電話にもアプリはありましたが、スマホのアプリでできることの幅広さは比較になりません。スマホのアプリは誰でも開発することができ(もちろん勉強は必要ですが)、日々増え続けています。

自分の用途に合ったアプリをダウンロードすることで、お気に入りのゲームを集めたゲーム機にもなりますし、仕事に役立つアプリを集めたビジネスツールにもなります。アプリの追加によって、自分が使いたい機能にカスタマイズすることができるのです。

アプリを追加することによって、自分の持っている端末が陳腐化しにくいのも利点と言えます。

Wi-Fi対応で高速無線通信が可能

大半のスマホはWiFi(認証された無線LAN)に対応しており、無線LAN環境を自宅に構築していたり、別途LTEやWiMAXなどのモバイルルーターを契約していれば、3G回線よりも高速な無線LANを利用して通信を行うことが可能です。最近では街にWiFiのフリースポットが増えてきており、自宅以外でもWiFiでインターネットに繋げるようになりつつあります。

WiFiのみでデータ通信を行えば、3G・LTE回線を使わないのでパケット代を安くすませられることも利点です。(設定でデータ通信を行わないようにする必要があります)

LTEやWiMAXなどの次世代通信規格に対応

以前の携帯電話は、3G(第3世代通信)回線によって最大で約14Mbpsほどの受信速度でしたが、スマホは高画質な動画や容量の大きいアプリを快適にダウンロードするために、LTEやWiMAX2+と呼ばれる次世代通信規格に続々と対応しています。

受信速度は200Mbps超と3Gを大幅に上回り、光回線と遜色ないレベルまで高速化しました。今後は400Mbpsに達する規格が予定されており、スマホの通信速度はさらに高速化していきます。

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